MISIA、遂に日本の歌姫からアジアの歌姫へ
2007年、MISIA初の海外公演を大成功を収めたのもここ台湾であったが、2008年は2007年より会場の規模も一回り大きくなり、当日は約10000人のファンが駆けつけた。
◆MISIA台北世界貿易中心南港展覧館ライヴ~写真編
この日はMISIA悲願のアジアツアーの初日ということもあり、本人の意気込みがひしひしと伝わる、パワフルかつカラフルで感動的なステージとなった。前回の新荘体育館のライヴでは、「Everything」と「そばにいて…」といったバラード曲をオーディエンスが大合唱する印象的なライヴであったが、今回は<DISCOTHEQUE ASIA>というツアータイトルにあるよう、男性ダンサー7人とBANDを引き連れたMISIAの歌とダンスパフォーマンスがまさに圧巻。それに刺激されたオーディエンスのノリは、会場の床が抜けんばかりの激しさとなった。
今回のライヴでは、MISIAはMCのほとんどを中国語でこなしたことも特筆な点だ。「みんな一緒に歌って、踊って、盛り上がっていきましょう!」というMISIAの言葉に、約10000人のファンが大歓声で答える、そんなシーンが何度となくあった。地元の各マスコミも口をそろえてMISIAの発音のよさを大絶賛していたという。
MISIAが自身の楽曲の一部を中国語で披露したときには、会場の盛り上がりはまさしくピークに達し、自国の言葉で語りかけられた台湾のファンはこの日一番の大歓声を上げていた。
日本の歌姫からアジアの歌姫へ確かな第一歩を踏み出したMISIAは、シンガポール、ソウル、香港、上海の5都市での海外公演に加え、日本国内でのアリーナツアーと全13都市25公演、総動員数約25万人、2009年まで年を越える大規模なアジアロングツアーとして続いていくことになる。
<MISIA台湾ライヴ>
2008年8月30日(土)19:30スタート 22:00終了
@台湾・台北市「台北世界貿易中心南港展覧館「TWTC Nangang Exhibition Hall」
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