日本が誇る最強のダンスミュージック、カチャーシー

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沖縄の人々のお祝いの席や宴席で盛り上がってくると必ず登場する踊り、カチャーシー。そこに使われている定番曲を中心にセレクションしたコンピレーション・アルバム『沖縄ソングス 夏全開!踊れシーサー』が登場した。

『沖縄ソングス 夏全開!踊れシーサー』は、沖縄音楽のコンピレーション・シリーズ“沖縄ソングス”の最新作で5月28日にリリース。確固たる一つの音楽ジャンルを築いた沖縄のカチャーシーは、日本が誇る最強のダンスミュージックだ。

収録されている15曲は、定番の「唐船ドーイ」から新良幸人パーシャクラブのエイサーの名曲「クーダーカー」、そして宮古・八重山の唄者から今はなき島唄の神様まで、まさにカチャーシーソングの決定盤だ。

カチャーシーについて、今泉“カチャーシー”裕陽氏はライナーノーツで次のように語っている。

「魂の叫びにも似たカチャーシーの力強さ。このグルーヴ感のなんと豊穣なことか。沖縄の人々は、古くから生きる喜びや辛さ悲しみを唄やサンシン(沖縄の三味線)に託してきたと言われています。そして、結婚、出産、カジマヤー(長寿の祝い)、家の新築と何かにつけ宴が催されるのです。そこには、カチャーシーがなければ始まらない、いや終わらないのです。祝いの席での締めには、必ずカチャーシーに興じる姿があります。」

カチャーシーをなくして沖縄は語れない。今年は、日本が誇る最強のダンスミュージック“カチャーシー”で夏を迎えてみては?
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