「いつかどこかの空の下でまた会おう」LUNA SEA復活ライヴで意味深発言
先進的なサウンド・アプローチとヴィジュアル、数々の記憶に残るライヴ・パフォーマンスで'90年代の音楽シーンを駆け抜けたLUNA SEA。音楽ファンのみならず、多くのミュージシャンたちからも今なお敬愛されているその伝説のバンドが、2000年の終幕宣言以来7年ぶり、メジャー・デビュー15周年のメモリアル・イヤーにあたる2007年最後の満月の夜、12月24日(月)に一夜限りの復活ライヴ<LUNA SEA GOD BLESS YOU ~One Night Dejavu~>を東京ドームで行なった。
▼<LUNA SEA GOD BLESS YOU ~One Night Dejavu~>【フォト・アルバム】
https://www.barks.jp/feature/?id=1000036939
「リハーサルの一発目の音を聴いた瞬間、みんなの期待を超えられると思った」というRYUICHIのMC通り、この7年間にメンバーそれぞれが重ねてきたものが一つになった圧倒的なバンドの音だ。爆音で轟く真矢のドラム、鳥肌が立つほどのアンサンブルを奏でるSUGIZOとINORANのギター、アグレッシヴかつ歌心のあるJのベース。そして、河村隆一ではなくLUNA SEAのRYUICHIとしての歌。それらはライヴが進むにつれさらに一体化していった。
ライヴ中盤。「みんなの近くに行くよ」というRYUICHIの言葉に続いて、ステージ中央から延びる花道をゆっくりと歩きながらメンバー全員センター・ステージへ移動。肩を組んで歩くRYUICHIとSUGIZOの姿がなんとも微笑ましかった。そして「今夜、俺たちがドームに戻ってこれたのは、みんなが待っててくれたから。どうもありがとう。……みんなに心を込めて、この世界の真ん中から贈ります」と語り「BREATHE」がプレイされた。5人のメンバーが円になって向かい合うような形になった瞬間、7年間の空白が埋まった気がした。
アンコールは、5万5,000人のSLAVE(LUNA SEAのファン)たちによる「きよしこの夜」の大合唱に迎えられ、メンバーが再びステージに登場すると「ありがとう。みんなの歌に応えます。心から……I for you」と言って「I for you」へ。そして「今夜は何の日? ……満月とクリスマスで迷ってない?(笑)」(RYUICHI)という言葉に続いて、クリスマス・ソングの名曲「ホワイト・クリスマス」がサプライズで披露された。
「何年ぶりかで音出したけど、お前らも含め、LUNA SEA最高だーっ!」(真矢)
「この場所でまたみんなに会えてうれしいぜ! 今日ここにこれなかったヤツらの想いもステージに届いてます。最高の夜をありがとう!」(J)
「お前ら最高っ! 愛してます!」(INORAN←RYUICHIに耳打ちして代弁してもらう)
「お前たち……長い間、ずっと長い間、会いたかったです。心の底から言います。お前たち……最っ高に愛してます!」(SUGIZO)
と、それぞれにファンへの感謝の気持ちを語ったところでSUGIZOが「宇宙一のヴォーカリスト。宇宙一のナルシスト(笑)!」とRYUICHIを紹介。マイクを通さずに「愛してるよーっ!」と絶叫し、SLAVEたちをさらに虜にさせたに違いない。
そして、ラストの「WISH」を演奏し終えたとき、RYUICHIから「いつかどこかの空の下でまた会おう」と意味深な発言が。“いつか”とは“近い将来”なのか“遠い未来”なのかわからないけれど、また会えるときがあるのなら、きっとこの日以上に最強のバンドとしてのステージを見せてくれるはずだ。
すべてのメニューが終わり、照明の点いた客席を隅々まで見渡しながら広いステージの端から端まで行き、ピックを投げたりスティックを投げたり、名残惜しそうに余韻に浸っているようなメンバーたち。真矢はケースごと抱えたスティックを投げ、最後の1本をSUGIZOに渡すと、SUGIZOはその1本に軽くキスをしてから客席に投げ入れて、ステージを後にした。
なお、このライヴの模様とドキュメント映像を収録したDVDは、2008年3月26日にリリースされる。
<LUNA SEA GOD BLESS YOU ~One Night Dejavu~>
M1.LOVELESS
M2.Dejavu
M3.JESUS
M4.SLAVE
M5.END OF SORROW
M6.TRUE BLUE
M7.FACE TO FACE
M8.gravity
M9.RA-SE-N
M10.Providence
M11.MOON
~Dr Solo & Bass Solo~
M12.FATE
M13.BREATHE
M14.STORM
M15.DESIRE
M16.TIME IS DEAD
M17.ROSIER
M18.TONIGHT
~ENCORE~
I for you~White Christmas
IN MY DREAM
BELIEVE
MOTHER
PRECIOUS…
WISH
【TV オンエア情報】
■2008年1月1日 22:00~
NHK BS2『聖夜の奇跡 LUNA SEA復活ライヴ』
■2008年1月13日 25:15~
NHK総合『一夜限りの復活ライブ LUNA SEA 沈黙の7年を超えて』
【リリース情報】
▼トリビュート・アルバム
『LUNA SEA MEMORIAL COVER ALBUM-Re:birth-』
発売中
▼<LUNA SEA GOD BLESS YOU ~One Night Dejavu~>
ライヴ&ドキュメントDVD
2008年3月26日発売
AVBD-91520~1 \7,980(tax in)
▼オリジナル・アルバム7タイトル デジタル・リマスター盤発売中
※各、PVを収録したDVD付きの2枚組で復刻
・LUNA SEA
・IMAGE
・EDEN
・MOTHER
・STYLE
・SHINE
・LUNACY
▼ファンクラブのみで流通された映像作品が正式発売!
・真冬の野外(1996年に行なわれた極寒の横浜スタジアム・ライヴ)
・真夏の野外(1998年に行なわれた炎天下の横浜スタジアム・ライヴ)
2008年1月16日発売 \2,500(tax in)
▼2枚組コンプリート・ベスト・アルバム
2008年3月26日発売 POCS-21005/6 \3,990(tax in)
■オフィシャル・サイト http://www.lunasea.jp/
▼<LUNA SEA GOD BLESS YOU ~One Night Dejavu~>【フォト・アルバム】
https://www.barks.jp/feature/?id=1000036939
「リハーサルの一発目の音を聴いた瞬間、みんなの期待を超えられると思った」というRYUICHIのMC通り、この7年間にメンバーそれぞれが重ねてきたものが一つになった圧倒的なバンドの音だ。爆音で轟く真矢のドラム、鳥肌が立つほどのアンサンブルを奏でるSUGIZOとINORANのギター、アグレッシヴかつ歌心のあるJのベース。そして、河村隆一ではなくLUNA SEAのRYUICHIとしての歌。それらはライヴが進むにつれさらに一体化していった。
ライヴ中盤。「みんなの近くに行くよ」というRYUICHIの言葉に続いて、ステージ中央から延びる花道をゆっくりと歩きながらメンバー全員センター・ステージへ移動。肩を組んで歩くRYUICHIとSUGIZOの姿がなんとも微笑ましかった。そして「今夜、俺たちがドームに戻ってこれたのは、みんなが待っててくれたから。どうもありがとう。……みんなに心を込めて、この世界の真ん中から贈ります」と語り「BREATHE」がプレイされた。5人のメンバーが円になって向かい合うような形になった瞬間、7年間の空白が埋まった気がした。
アンコールは、5万5,000人のSLAVE(LUNA SEAのファン)たちによる「きよしこの夜」の大合唱に迎えられ、メンバーが再びステージに登場すると「ありがとう。みんなの歌に応えます。心から……I for you」と言って「I for you」へ。そして「今夜は何の日? ……満月とクリスマスで迷ってない?(笑)」(RYUICHI)という言葉に続いて、クリスマス・ソングの名曲「ホワイト・クリスマス」がサプライズで披露された。
「何年ぶりかで音出したけど、お前らも含め、LUNA SEA最高だーっ!」(真矢)
「この場所でまたみんなに会えてうれしいぜ! 今日ここにこれなかったヤツらの想いもステージに届いてます。最高の夜をありがとう!」(J)
「お前ら最高っ! 愛してます!」(INORAN←RYUICHIに耳打ちして代弁してもらう)
「お前たち……長い間、ずっと長い間、会いたかったです。心の底から言います。お前たち……最っ高に愛してます!」(SUGIZO)
と、それぞれにファンへの感謝の気持ちを語ったところでSUGIZOが「宇宙一のヴォーカリスト。宇宙一のナルシスト(笑)!」とRYUICHIを紹介。マイクを通さずに「愛してるよーっ!」と絶叫し、SLAVEたちをさらに虜にさせたに違いない。
そして、ラストの「WISH」を演奏し終えたとき、RYUICHIから「いつかどこかの空の下でまた会おう」と意味深な発言が。“いつか”とは“近い将来”なのか“遠い未来”なのかわからないけれど、また会えるときがあるのなら、きっとこの日以上に最強のバンドとしてのステージを見せてくれるはずだ。
すべてのメニューが終わり、照明の点いた客席を隅々まで見渡しながら広いステージの端から端まで行き、ピックを投げたりスティックを投げたり、名残惜しそうに余韻に浸っているようなメンバーたち。真矢はケースごと抱えたスティックを投げ、最後の1本をSUGIZOに渡すと、SUGIZOはその1本に軽くキスをしてから客席に投げ入れて、ステージを後にした。
なお、このライヴの模様とドキュメント映像を収録したDVDは、2008年3月26日にリリースされる。
<LUNA SEA GOD BLESS YOU ~One Night Dejavu~>
M1.LOVELESS
M2.Dejavu
M3.JESUS
M4.SLAVE
M5.END OF SORROW
M6.TRUE BLUE
M7.FACE TO FACE
M8.gravity
M9.RA-SE-N
M10.Providence
M11.MOON
~Dr Solo & Bass Solo~
M12.FATE
M13.BREATHE
M14.STORM
M15.DESIRE
M16.TIME IS DEAD
M17.ROSIER
M18.TONIGHT
~ENCORE~
I for you~White Christmas
IN MY DREAM
BELIEVE
MOTHER
PRECIOUS…
WISH
【TV オンエア情報】
■2008年1月1日 22:00~
NHK BS2『聖夜の奇跡 LUNA SEA復活ライヴ』
■2008年1月13日 25:15~
NHK総合『一夜限りの復活ライブ LUNA SEA 沈黙の7年を超えて』
【リリース情報】
▼トリビュート・アルバム
『LUNA SEA MEMORIAL COVER ALBUM-Re:birth-』
発売中
▼<LUNA SEA GOD BLESS YOU ~One Night Dejavu~>
ライヴ&ドキュメントDVD
2008年3月26日発売
AVBD-91520~1 \7,980(tax in)
▼オリジナル・アルバム7タイトル デジタル・リマスター盤発売中
※各、PVを収録したDVD付きの2枚組で復刻
・LUNA SEA
・IMAGE
・EDEN
・MOTHER
・STYLE
・SHINE
・LUNACY
▼ファンクラブのみで流通された映像作品が正式発売!
・真冬の野外(1996年に行なわれた極寒の横浜スタジアム・ライヴ)
・真夏の野外(1998年に行なわれた炎天下の横浜スタジアム・ライヴ)
2008年1月16日発売 \2,500(tax in)
▼2枚組コンプリート・ベスト・アルバム
2008年3月26日発売 POCS-21005/6 \3,990(tax in)
■オフィシャル・サイト http://www.lunasea.jp/
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