後藤真希 あの日の熱気も、興奮も、涙も、すべてを収録したメモリアルな映像作品
後藤真希のライヴDVD『後藤真希 LIVE TOUR 2007 G-EmotionⅡ~How to use SEXY~ 』がリリースされた。
このDVDには、ライヴツアー<後藤真希 LIVE TOUR 2007 G-Emotion II~How to use SEXY~>の9月23日、彼女の誕生日に行なわれた横浜公演の模様が収録されている。なお、当日のライヴレポート自体はBARKSにてすでに掲載している(レポートは本稿下記リンクより)。
このシネマ調の映像作品では、ステージ天井を含めた複数台のカメラによって、あの日、横浜公演夜の部の後藤真希がどうだったか、公演中にどんな表情をして、どんなアクションをしていたのかが克明に映し出されている。
我々の予想に反して、バラード曲「シークレット」を1曲目に持ってきてのスタート。そして静かなバラードから過去に遡るかのようなステージ演出で期待を煽りつつ、一気にボルテージを上げての「How to use Loneliness」から、過激なセクシーさがセンセーショナルだった「SOME BOYS TOUCH」への流れ。野村涼子をはじめとした、日本の、いわゆるビッグスターのステージでは欠かせない超一流のダンサー陣をバックに従え、後藤真希のドラスティックなカッコよさとダイナミックなセクシーさが眼前で展開される。さらに真上からという我々の目に新鮮な映像からは、後藤真希の見事なまでのプロポーションを改めて確認することができるだろう。
中盤は完全にオーディエンスを魅了する。韓国Mnetが主催した、韓国の20代が決める音楽賞<Mnet 20's CHOICE>で「Best J-Pop Star賞」の栄誉に輝いた彼女が、そのステージで披露した「エキゾなDISCO」。今回のステージでは貴婦人の衣装で色っぽく艶じ、我々の視線を釘付けにする。また、タキシード風の衣装でシルクハットを被った彼女が「DAYBREAK」の4ビートに合わせてステップを踏むと、ステージはたちまち深夜のジャズバーのお洒落に少し妖しいムードが立ち込める。
ステージ上と客席が幾度も熱い魂をぶつけ合い、ともにライヴの成功を、輝けるエンディングを目指して加速した終盤。そして誕生日サプライズ。ファンの中の有志が企画し、そして会場全体へと波及した、“月明かりに照らされた海” のようなサファイア・ブルーのサイリューム。そして強がっていた後藤真希が見せた涙…。
<LIVE TOUR 2007 G-Emotion II>のステージには物語があった。ライヴというよりもミュージカルを観ている感覚に近いのかもしれない。その曲単体、もしくは複数の曲にまたがって後藤真希は我々の前に様々な情景を描いてみせた。色々な表情で、表現で我々を魅了し続けた。そしてライヴがすべて終わって、ネグリジェ姿の後藤真希が再びソファーに体を横たえて瞳を閉じたところで、初めて我々は気づいた。一夜の間にいくつも見る、とりとめのない夢のようなこのステージが、実は後藤真希というアーティストの壮大な叙情詩であったことを。
いわゆる“ライヴ”で我々を魅了するアーティストは多数存在する。しかし、ステージをここまで壮大な物語として魅せてくれるアーティストというのはなかなか存在しない。それだけ、彼女の存在は貴重であり、稀有。特にこの<後藤真希 LIVE TOUR 2007 G-Emotion II~How to use SEXY~>では、彼女の“魅せる”ステージパフォーマンスが1つの頂点に達したといっても過言ではないだろう。
そして同ライヴツアーの最終日に発表された、ハロー!プロジェクトからの卒業。新たなステージに足を進めた後藤真希は、これからどんなアーティストとなっていくのか。どんなパフォーマンスを我々の前に提示してくれるのか。
<涙の星 / 涙の空 涙の影 / 涙の輝き / いろんなあなたが見たい / ちょっと怖いけど… / 全てを知りたい>
(「涙の星」より)
“あなたのファンは、これからも、あなたのいろんな姿を、もっともっと、そしてずっと見ていたいと思っています ─── 。”
■ [レポート] パシフィコ横浜に幸せが降りそそいだ夜 後藤真希22歳のバースデーライヴ
https://www.barks.jp/news/?id=1000034412
■ その他の後藤真希関連記事!
このDVDには、ライヴツアー<後藤真希 LIVE TOUR 2007 G-Emotion II~How to use SEXY~>の9月23日、彼女の誕生日に行なわれた横浜公演の模様が収録されている。なお、当日のライヴレポート自体はBARKSにてすでに掲載している(レポートは本稿下記リンクより)。
このシネマ調の映像作品では、ステージ天井を含めた複数台のカメラによって、あの日、横浜公演夜の部の後藤真希がどうだったか、公演中にどんな表情をして、どんなアクションをしていたのかが克明に映し出されている。
我々の予想に反して、バラード曲「シークレット」を1曲目に持ってきてのスタート。そして静かなバラードから過去に遡るかのようなステージ演出で期待を煽りつつ、一気にボルテージを上げての「How to use Loneliness」から、過激なセクシーさがセンセーショナルだった「SOME BOYS TOUCH」への流れ。野村涼子をはじめとした、日本の、いわゆるビッグスターのステージでは欠かせない超一流のダンサー陣をバックに従え、後藤真希のドラスティックなカッコよさとダイナミックなセクシーさが眼前で展開される。さらに真上からという我々の目に新鮮な映像からは、後藤真希の見事なまでのプロポーションを改めて確認することができるだろう。
中盤は完全にオーディエンスを魅了する。韓国Mnetが主催した、韓国の20代が決める音楽賞<Mnet 20's CHOICE>で「Best J-Pop Star賞」の栄誉に輝いた彼女が、そのステージで披露した「エキゾなDISCO」。今回のステージでは貴婦人の衣装で色っぽく艶じ、我々の視線を釘付けにする。また、タキシード風の衣装でシルクハットを被った彼女が「DAYBREAK」の4ビートに合わせてステップを踏むと、ステージはたちまち深夜のジャズバーのお洒落に少し妖しいムードが立ち込める。
ステージ上と客席が幾度も熱い魂をぶつけ合い、ともにライヴの成功を、輝けるエンディングを目指して加速した終盤。そして誕生日サプライズ。ファンの中の有志が企画し、そして会場全体へと波及した、“月明かりに照らされた海” のようなサファイア・ブルーのサイリューム。そして強がっていた後藤真希が見せた涙…。
<LIVE TOUR 2007 G-Emotion II>のステージには物語があった。ライヴというよりもミュージカルを観ている感覚に近いのかもしれない。その曲単体、もしくは複数の曲にまたがって後藤真希は我々の前に様々な情景を描いてみせた。色々な表情で、表現で我々を魅了し続けた。そしてライヴがすべて終わって、ネグリジェ姿の後藤真希が再びソファーに体を横たえて瞳を閉じたところで、初めて我々は気づいた。一夜の間にいくつも見る、とりとめのない夢のようなこのステージが、実は後藤真希というアーティストの壮大な叙情詩であったことを。
いわゆる“ライヴ”で我々を魅了するアーティストは多数存在する。しかし、ステージをここまで壮大な物語として魅せてくれるアーティストというのはなかなか存在しない。それだけ、彼女の存在は貴重であり、稀有。特にこの<後藤真希 LIVE TOUR 2007 G-Emotion II~How to use SEXY~>では、彼女の“魅せる”ステージパフォーマンスが1つの頂点に達したといっても過言ではないだろう。
そして同ライヴツアーの最終日に発表された、ハロー!プロジェクトからの卒業。新たなステージに足を進めた後藤真希は、これからどんなアーティストとなっていくのか。どんなパフォーマンスを我々の前に提示してくれるのか。
<涙の星 / 涙の空 涙の影 / 涙の輝き / いろんなあなたが見たい / ちょっと怖いけど… / 全てを知りたい>
(「涙の星」より)
“あなたのファンは、これからも、あなたのいろんな姿を、もっともっと、そしてずっと見ていたいと思っています ─── 。”
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