ユーロビートまっしぐら、ちょっとヤバイE-Type
全くのノン・プロモーションの中、いきなり2週連続USEN洋楽チャート1位を獲得している曲がある。タイトルは「True Beliver」。ちょっとこれがおもしろい。
この作品の生みの親はE-Type(イー・タイプ)、ユーロビート一途に16年、どれだけ世のミュージックシーンが揺れ動こうと、ひたすらユーロビートだけにその身を捧げてきているという、知る人ぞ知るスウェーデンの御大なのである。
91年シングル「We've got theatmosphere」でソロ・デビュー後、94年の1stアルバム『Made in Sweden』の大ヒットで、スウェーデンのダンス音楽賞を数多く受賞。プロデューサー陣にDenniz PopとMax Martin (Backstreet Boys、Britney Spears、Celine Dion等)を起用し、女性ヴォーカリストを客演に迎えるスタイルで数々のダンス・ヒットを連発しているというキャリアの持ち主。有名なところでは、サッカーEURO 2000のオフィシャル・テーマソング、アテネオリンピックのスウェーデン公式オリンピック・ソング等のヒット曲も手がけてきたというから、いやはや本物なのである。
で、何が、ちょっとおもしろいのか。…実はジャケットがちょっとヤバイのだ。
E-Type関連のやばい拡大写真
https://www.barks.jp/feature/?id=1000035435
写真は、この北欧No.1ヒットメイカーE-Typeの、3年ぶり6枚目となる2007年11月14日発売アルバム『Eurotopia(ユーロトピア)』のジャケット。拡大写真をじっくり眺めていただきたいが、このセンス、どうか? 時代設定の分からない謎の椅子に座る彼がE-Type。微妙な服装で鷹匠バリの白頭鷲遣い、謎の剣を携えてポーズを取るその崖っぷちの向こうはスピーカーの浮かぶ青い海…。どこがユーロビートなの?
いや、実は、CDケースから取り出してこのインナーを広げたときが凄いのだ。この絵はほんの序章に過ぎず、この絵の左右には、海と陸がぐわーんと広がっており、むちゃくちゃな世界観が描きこまれている。そこにあるのは、戦車・雷・隕石・地球・犬・烏・剣・鉄兜・馬…キーワードだけを並べても、どうにも良く分からんありえないセンス。何かすべてが噛み合わないカオス状態なのである。『Eurotopia(ユーロトピア)』というタイトルの通り、ユーロビート王子の彼にとってのユートピアを具象化しているのか?とも解釈できるものの、そうだとしたら、これが理想の桃源郷なのか??と首を傾げたくなる混沌世界に、思わず吹き出してしまうマヌケっぷり。
実はE-Type、その昔はヘヴィメタル・バンドのドラマーだったらしい。そんな予備知識を頭の片隅に入れながら作品を聴きジャケット写真を見ると、徹底したユーロビート作品の品質の高さの素晴らしさと、そこに全く似つかわしくないアートワークをぶつけるやんちゃなセンスが、更なる魅力としてE-Typeの存在を浮き彫りにしているように見えてくる。
スウェーデンのシングル・チャート1位(07年5月23日付)獲得の「トゥルー・ビリーヴァー」や最新シングル「ユーロファイター」など数多の秀作を収録した、E-Typeの最高傑作とも言える『Eurotopia(ユーロトピア)』。いきなりUSEN洋楽チャート1位を獲得したのも、最近日本でも人気のエクササイズ・プログラム<BODYPUMP>などで既にヘビーローテーションで起用されている事実があるからのようだ。
ノリ良くエクササイズできる最適な音楽として、すでにファンもがっちりつかみ始めているE-Type、アーティスト写真でも、謎の布切れの上に意味不明の扇風機をあしらったセンスが実に素敵です。靴も相当です★。
ちなみに『Eurotopia(ユーロトピア)』、そのサウンドは間違いなく超一流。ユーロビートと一言では語れない多彩な作品が収録され、そのアレンジや音作りは実に最高品質。どれもがダンサブルでしっかり都会的。そして往年のツボどころもきっちり抑えたダンスビートを常に意識させてくれる、良くできた作品。
E-Type、あなた、最高ですよ(笑)。
「True Beliver」試聴
https://www.barks.jp/listen/?id=1000020295
「The Tide」試聴
https://www.barks.jp/listen/?id=1000020296
「Eurofighter」試聴
https://www.barks.jp/listen/?id=1000020297
「Make Us High」試聴
https://www.barks.jp/listen/?id=1000020298
この作品の生みの親はE-Type(イー・タイプ)、ユーロビート一途に16年、どれだけ世のミュージックシーンが揺れ動こうと、ひたすらユーロビートだけにその身を捧げてきているという、知る人ぞ知るスウェーデンの御大なのである。
91年シングル「We've got theatmosphere」でソロ・デビュー後、94年の1stアルバム『Made in Sweden』の大ヒットで、スウェーデンのダンス音楽賞を数多く受賞。プロデューサー陣にDenniz PopとMax Martin (Backstreet Boys、Britney Spears、Celine Dion等)を起用し、女性ヴォーカリストを客演に迎えるスタイルで数々のダンス・ヒットを連発しているというキャリアの持ち主。有名なところでは、サッカーEURO 2000のオフィシャル・テーマソング、アテネオリンピックのスウェーデン公式オリンピック・ソング等のヒット曲も手がけてきたというから、いやはや本物なのである。
▲『Eurotopia』 |
E-Type関連のやばい拡大写真
https://www.barks.jp/feature/?id=1000035435
写真は、この北欧No.1ヒットメイカーE-Typeの、3年ぶり6枚目となる2007年11月14日発売アルバム『Eurotopia(ユーロトピア)』のジャケット。拡大写真をじっくり眺めていただきたいが、このセンス、どうか? 時代設定の分からない謎の椅子に座る彼がE-Type。微妙な服装で鷹匠バリの白頭鷲遣い、謎の剣を携えてポーズを取るその崖っぷちの向こうはスピーカーの浮かぶ青い海…。どこがユーロビートなの?
いや、実は、CDケースから取り出してこのインナーを広げたときが凄いのだ。この絵はほんの序章に過ぎず、この絵の左右には、海と陸がぐわーんと広がっており、むちゃくちゃな世界観が描きこまれている。そこにあるのは、戦車・雷・隕石・地球・犬・烏・剣・鉄兜・馬…キーワードだけを並べても、どうにも良く分からんありえないセンス。何かすべてが噛み合わないカオス状態なのである。『Eurotopia(ユーロトピア)』というタイトルの通り、ユーロビート王子の彼にとってのユートピアを具象化しているのか?とも解釈できるものの、そうだとしたら、これが理想の桃源郷なのか??と首を傾げたくなる混沌世界に、思わず吹き出してしまうマヌケっぷり。
▲大きな写真はこちら |
スウェーデンのシングル・チャート1位(07年5月23日付)獲得の「トゥルー・ビリーヴァー」や最新シングル「ユーロファイター」など数多の秀作を収録した、E-Typeの最高傑作とも言える『Eurotopia(ユーロトピア)』。いきなりUSEN洋楽チャート1位を獲得したのも、最近日本でも人気のエクササイズ・プログラム<BODYPUMP>などで既にヘビーローテーションで起用されている事実があるからのようだ。
ノリ良くエクササイズできる最適な音楽として、すでにファンもがっちりつかみ始めているE-Type、アーティスト写真でも、謎の布切れの上に意味不明の扇風機をあしらったセンスが実に素敵です。靴も相当です★。
ちなみに『Eurotopia(ユーロトピア)』、そのサウンドは間違いなく超一流。ユーロビートと一言では語れない多彩な作品が収録され、そのアレンジや音作りは実に最高品質。どれもがダンサブルでしっかり都会的。そして往年のツボどころもきっちり抑えたダンスビートを常に意識させてくれる、良くできた作品。
E-Type、あなた、最高ですよ(笑)。
「True Beliver」試聴
https://www.barks.jp/listen/?id=1000020295
「The Tide」試聴
https://www.barks.jp/listen/?id=1000020296
「Eurofighter」試聴
https://www.barks.jp/listen/?id=1000020297
「Make Us High」試聴
https://www.barks.jp/listen/?id=1000020298
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