スマッシング・パンプキンズ、全曲試聴開始
7月11日の発売を目前に控え、『Zeitgeist』の試聴音源がバークスに到着!
待望の作品が、いかに期待を裏切らないものであったか、直接自分の耳で確認して欲しい。
試聴サウンドと共に、新たに届いた、ジャケットのアートワークに関するエピソードをお知らせしよう。
スマッシング・パンプキンズは、最新作『ツァイトガイストZeitgeist』のアルバム・カバーで現代の空気感を捉えるべく、Obey Giantで有名なグラフィック・デザイナー/イラストレーターのシェパード・フェアリーにジャケットを依頼した。フェアリーは、アルバムのタイトルを聴いた後、赤、黒、白の自由の女神を、昇る、または沈んでいく太陽の前にイラストで描くという、一度見たら忘れないような強烈なイメージを創り上げた。
「偉大なアーティストが常にそうであるように、シェパードは、すごく複雑なテーマをすごくシンプルにまとめてくれたと思う」とバンドのビリー・コーガンは語る。「それから、彼が、僕らのファースト・シングルと同じフォントを使っていたので、それについて聞いてみたんだけど、彼はまったくそれについては知らなくて、偶然同じものを選んだそうだ。」
フェアリーのアンドレ・ザ・ジャイアントのストリート・アートは、世界中で見ることができ、彼はそれ以外にも、反戦のポスターや、映画『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道』のポスターなども手がけている。
「地球温暖化というのは、現在最も注目すべき、また即対処すべき問題であり、また、アメリカの近視眼的な症状を象徴する問題だと思う。アメリカのアイコンとして崇拝されている自由の女神のイラストは、大きな意味で、アメリカという国を創り上げたいくつもの概念の終焉を象徴している。市民の自由、言論の自由、プライバシーなどなど、9月11日以降減少し続けている。ジャケットに描かれた太陽は、昇っていくところともとれるし、沈んでいくところともとれる。その曖昧さが、物事はまだよい方向に変わる可能性もあるという希望を示している。」
7月11日に日本発売予定(アメリカは7/10)の『Zeitgeist』(Martha’s Music/Reprise)は、スマッシング・パンプキンズ6枚目のアルバムであり、2000年以来初の作品となる。プロデューサーは、ビリー・コーガンとジミー・チェンバレン、さらに、ロイ・トーマス・ベイカーと、テリー・デイトがそれぞれ別の曲で、何曲かプロデュースを手がけ、2年間にわたる制作の最高峰を見事この作品に集約した。『Zeitgeist』には、5月22日ラジオ解禁予定のファースト・シングル“Tarantula”他、アルバムのオープニングを飾る“Doomsday Clock”や、“United States”、“For God And Country”などが収録されている。
フェアリーは、このジャケットがどうして現代の空気感を象徴するのか、ということについて「アメリカというのは、世界でも最も支配力のある国だと思う。つまり、アメリカ国内で発生した問題というのは、世界の問題へと発展する可能性がある。つまり、このジャケットは、アメリカの現状とより大きな世界での問題も象徴するのではないかと思う。」
このアルバム・ジャケットには赤が使われていることによって、強さがより強調されている。フェアリーはそれについて「僕は赤をすごくよく使うのだけど、それは赤がビジュアル的にすごくパワフルであり、かつ感情的にも効果的な色で、人の注意を引くからです。さらにこの場合は、赤い液体は、血を象徴するともとれて、不吉な予感を漂わせるとも思う。赤というのは、何かが間違っているということを人に即警告する色で、このアルバム・ジャケットは、苦痛を癒してくれるような絵ハガキではないのです。」
待望の作品が、いかに期待を裏切らないものであったか、直接自分の耳で確認して欲しい。
試聴サウンドと共に、新たに届いた、ジャケットのアートワークに関するエピソードをお知らせしよう。
スマッシング・パンプキンズは、最新作『ツァイトガイストZeitgeist』のアルバム・カバーで現代の空気感を捉えるべく、Obey Giantで有名なグラフィック・デザイナー/イラストレーターのシェパード・フェアリーにジャケットを依頼した。フェアリーは、アルバムのタイトルを聴いた後、赤、黒、白の自由の女神を、昇る、または沈んでいく太陽の前にイラストで描くという、一度見たら忘れないような強烈なイメージを創り上げた。
「偉大なアーティストが常にそうであるように、シェパードは、すごく複雑なテーマをすごくシンプルにまとめてくれたと思う」とバンドのビリー・コーガンは語る。「それから、彼が、僕らのファースト・シングルと同じフォントを使っていたので、それについて聞いてみたんだけど、彼はまったくそれについては知らなくて、偶然同じものを選んだそうだ。」
フェアリーのアンドレ・ザ・ジャイアントのストリート・アートは、世界中で見ることができ、彼はそれ以外にも、反戦のポスターや、映画『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道』のポスターなども手がけている。
「地球温暖化というのは、現在最も注目すべき、また即対処すべき問題であり、また、アメリカの近視眼的な症状を象徴する問題だと思う。アメリカのアイコンとして崇拝されている自由の女神のイラストは、大きな意味で、アメリカという国を創り上げたいくつもの概念の終焉を象徴している。市民の自由、言論の自由、プライバシーなどなど、9月11日以降減少し続けている。ジャケットに描かれた太陽は、昇っていくところともとれるし、沈んでいくところともとれる。その曖昧さが、物事はまだよい方向に変わる可能性もあるという希望を示している。」
7月11日に日本発売予定(アメリカは7/10)の『Zeitgeist』(Martha’s Music/Reprise)は、スマッシング・パンプキンズ6枚目のアルバムであり、2000年以来初の作品となる。プロデューサーは、ビリー・コーガンとジミー・チェンバレン、さらに、ロイ・トーマス・ベイカーと、テリー・デイトがそれぞれ別の曲で、何曲かプロデュースを手がけ、2年間にわたる制作の最高峰を見事この作品に集約した。『Zeitgeist』には、5月22日ラジオ解禁予定のファースト・シングル“Tarantula”他、アルバムのオープニングを飾る“Doomsday Clock”や、“United States”、“For God And Country”などが収録されている。
フェアリーは、このジャケットがどうして現代の空気感を象徴するのか、ということについて「アメリカというのは、世界でも最も支配力のある国だと思う。つまり、アメリカ国内で発生した問題というのは、世界の問題へと発展する可能性がある。つまり、このジャケットは、アメリカの現状とより大きな世界での問題も象徴するのではないかと思う。」
このアルバム・ジャケットには赤が使われていることによって、強さがより強調されている。フェアリーはそれについて「僕は赤をすごくよく使うのだけど、それは赤がビジュアル的にすごくパワフルであり、かつ感情的にも効果的な色で、人の注意を引くからです。さらにこの場合は、赤い液体は、血を象徴するともとれて、不吉な予感を漂わせるとも思う。赤というのは、何かが間違っているということを人に即警告する色で、このアルバム・ジャケットは、苦痛を癒してくれるような絵ハガキではないのです。」
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