マッカートニー「アイディアはつきない、音楽は救世主」

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ニュー・アルバム『Memory Almost Full』をリリースしたポール・マッカートニー。ビートルズの前身ザ・クオリーメンをスタートしてから半世紀経ったいまでも、音楽のアイディアはつきることないようだ。『Chaos And Creation In The Backyard』('05年)、 『Ecce Cor Meum』('06年)と毎年新しい作品を生み出している彼は、「まだたくさん作りたい曲がある」と話している。

マッカートニーは、『The Sun』紙の独占インタヴューでこう語った。「いつも、書くべき曲はまだまだあるって思ってるよ。(曲作りを)止めることなんて考えたこともない。人生においては辛い時期もある。人生で起きた出来事にプレッシャーを感じるときはあるよ。でも音楽ではない。いま、離婚を経験してる……。それは、大きなプレッシャーだ。ビートルズが解散したときも、そうだった。人生では、大変だと思うことが何度もある。でも、音楽はいい。救世主だ」

マッカートニーはまた、長年のホームであったEMIを離れ、スターバックスから新作をリリースした理由をこう説明している。「慎重に考えた上での決断だった。いまはニュー・ワールドだ。みんな、新しい方法でコミュニケーションを取ろうとしてる。。僕は、音楽でいつもそうしたいって考えてきた。だから、スターバックスを通じ、新しい方法でみんなの元に音楽を届けられることをすごく楽しみにしてるんだ。エキサイティングだよ」

『Memory Almost Full』は、スターバックスがチャートの集計システムに登録していないためスターバックス店舗でのセールスが加算されないにも関わらず、先週、英チャートの5位にランク・インした。

Ako Suzuki, London
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