ヴェルヴェット・リヴォルヴァー、新作の発売日が決定

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ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのニュー・アルバム『Liberted』のリリース日が決定した。'04年のデビュー・アルバム『Contraband』以来、およそ3年ぶりとなる新作は、7月3日にリリースされることになった(USA発売)。

ベーシストのダフ・マッケイガンは1stシングルとなる「She Builds Quick Machines」についてBillboard.comでこう話している。「どれを1stシングルにするかで、RCA(レーベル)がリサーチしまくったんだ。俺は反対だったんだけどな。バンドには他のアイデアがあったんだ。でもRCAは譲らなくてさ、俺たちもいいんじゃないかって決断を下したわけ。最高のロック・ソングだしな。ギター・リフはかっこいいし、コーラスもいい。ビッグなブリッジもあって、スラッシュのソロはすごいぜ」

同アルバムは当初、リック・ルービンがプロデュースする予定だったが、バンドは彼のやり方に満足できず、決別。結局、ブレンダン・オブライアンがプロデュースした。

この経緯について、マッケイガンはこう話している。「去年の8月、みんなで飯食って(ルービンをプロデューサーに迎える)話が成立したんだ。そのときすでに30曲書いてたよ。でも9月にリックがスタジオへ来たとき“OK、素晴らしいな。もっと書いてくれ”って言われたんだ。だから俺たちもっと作ったよ。それなのに、そのひと月後にまた“OK、いいな。もっと書いてくれ”って言われた。俺たち結局、50も書いたんだぜ! もっと作れって言われると、“俺たちってダメなんだな”って思い始めるもんだろ。俺たちみたいなバンドにはいい状況じゃなかった。リックは素晴らしい奴だ。もう長いこと知ってる。でも俺たち、“多分、次のアルバム、別の機会だな”って結論を出したんだ」

アルバムの収録曲はまだ発表されていないが、現在北米ツアー中の彼らはすでに新曲のいくつかをプレイしているようだ。「ガンズ・アンド・ローゼズの再結成もいいな」とコメントしていたスラッシュだが(参照:https://www.barks.jp/news/?id=1000031058)、しばらくはヴェルヴェット・リヴォルヴァーのツアーで手一杯のようだ。

Ako Suzuki, London
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