ナズ、往年の名MCが参加した豪華リミックスを発表

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ナズの最新アルバム『Hip Hop Is Dead』の収録曲である「Where Are They Now」に往年のラッパー達が大集合した、3つのリミックス・バージョンが発表されたと、SOHH.comが報じている。

「Where Are They Now」の3つのリミックスはそれぞれ「80's Remix」、「90's Remix」、「West Coast Remix」と呼ばれ、そのリミックス名の通り、それぞれ'80年代、'90年代、ウェストコーストを代表するラッパーが名を連ねている。

具体的な参加者として「80's Remix」にはMCシャン、ダナ・ダーン、フューリアス・ファイヴのラヒーム、クール・モー・ディー、コールド・クラッシュ・ブラザーズのグランドマスター・カズ、UTFOのドクター・アイス、ファンキー・フォー・プラス・ワンのシャ・ロック、フィアレス・フォーのティト、ペブリー・プー、X-クランのリク、ジャスト・アイス。「90's Remix」にはレッドヘッド・キングピン、ロブ・ベース、ソルトン・ペパのスピンデラ、ファザーMC、モニー・ラヴ、ジャングル・ブラザーズのマイク・ジー、スリー・タイムス・ドープのE-S-T、ポジティヴ・K、ダス・エフェックス、ローズ・オブ・ジ・アンダーグラウンドのドイトール、フーシュニケンズのチップ・フー、ブラック・シープのドレス。そして、「West Coast Remix」にはブリーズ、キャム、キング・ティー、キャンディマン、スリート、アイス・T、サー・ミクサロット、コンシャス・ドウターズ、さらにスクラッチでDJボブキャットが参加している。

「Where Are They Now」は元々、過去に活躍したヒップホップ・シーンのパイオニア達の名前を挙げて、「彼らは今どこにいるのか?」と投げかけた曲であるが、実際にこれだけの数のアーティストをリミックスに引っ張りだしてきたナズの努力は賞賛に値する。また、これらの顔ぶれの中には、既にラッパーとして活動していない人も多く、彼らに改めてスポットが当たると同時に、再び活動の機会が訪れることを期待したい。

K.Omae, LA
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