篠原涼子や、みのもんたさんと共演したあの人が厳しくチェック! ロジクールの新iPodスピーカー
部屋に据え置いて使うiPod用スピーカーとして、以前バークスでは「mm50 Portable Speakers for iPod」などを取り上げた。このmm-50、確かに薄型でよかったのだが、ほんの少しだけ価格が高めなイメージを持ったのではないだろうか。
そんな気分だった人に朗報な新製品が発売された。それがロジクールの「AudioStation Express Portable Speakers for iPod(AS-50EX)」だ。
この手のスピーカーの購入を考える時に気になるのが、サイズとデザインと、そして音。そこでひとつひとつ検証していきたい。
まずは“サイズ”。製品画像を見る限りでは大きく見えてしまうボディーは、横幅300×奥行き120×高さ85mm。わかりやすくiPodで表すと、底面積はiPodを横に5台並べたのとほぼ同じサイズ。高さはiPodを立てた状態より少し小さい。実際には本体が台形をしており、上面のほうが底面よりも小さいので、見た目にはさらに小型に感じるはずだ。
次に“デザイン”。見てわかるように実にシンプルだ。ということは、裏を返せば部屋の中のインテリアとして溶け込みやすいと言えるだろう。考えてもみてほしい。奇抜なものや、やけにデザインが凝っているものは、使い始めの頃は新鮮でよい。が、しかし、これが数ヶ月経った頃には逆に目立ちすぎて部屋の中で違和感を覚えるはず。さらに、“リビングにはマッチするけど、寝室や和室には置けない・・・”といった、スピーカーによって設置できる部屋が限られてしまうかもしれない。ましてやiPod用スピーカーを置きたいがために部屋を増改築しなければならないといった事態にまで発展しかねないのだ。結論付けると、このAS-50EXは、いかなる状況下にもマッチする柔軟なプロダクトデザインを備えているということになる。
さて、要の“音”についてはどうだろうか。これは実際にプロの目線から確認してもらった。今回意見をくれたのは、伝説のバンド、スペクトラムのパーカッショニストであり、あのKUWATA BANDではリーダーを務め、さらに福山雅治、筋肉少女帯、五木ひろし等の音楽プロデューサーとしても活躍。加えて最近では、篠原涼子にコーヒーを差し入れする上司役や、ギネスにも認定された“1週間で最も長時間、テレビの生番組に出演する司会者”こと、みのもんたと打ち合わせをするTVプロデューサー役など、数々のTVCMでその名バイ・プレイヤーぶりも発揮しているバークスのエグゼクティブ・プロデューサー、今野多久郎だ。彼には音を中心に、実際に使用してもらった感想を率直に述べてもらった。
音を聴いてのインプレッションとしては、“中域に若干のクセがあるものの、価格から考えるとかなりよい”とのこと。確かにこのサイズながら、側面にはバスレフのポートが空いており、迫力ある低域を出せる。バークスの読者が普段聴いているようなロック系、J-POP系のサウンドとは特に相性がよいだろう。また、今野曰く“操作性が整理されているのはポイント”とのこと。本体中央のダイヤルは、押し込むと電源が入る仕組み。さらに電源ONの状態でこのダイヤルを回すとボリューム調整が行なえる。早送りや停止、電源のON/OFFなどは付属のリモコンでも操作可能だ。余計な機能などを省いているので、確かに操作に困るといったことはない。これならば誰でも簡単に使えるだろう。
さらに、今野は、音のプロとして鋭い指摘を最後にくれた。本製品には携帯用カバーが付属されており、このカバーをつけた状態でもiPodを挿して操作が可能なのだが、“カバーは外して使え”とのこと。確かに言われて気が付いたのだが、カバーをつけたままと外した状態では音が違うのだ。外した状態で利用したほうが、音が締まって、タイトな音像が得られる。これは見落としがちなポイントなので、購入したら忘れずにカバーを外して利用したい。
なお、本製品の価格・・・が気になるあなたは、こちらのページで確認してほしい。この価格で、上に挙げただけの利点を備えた製品を手に入れられるのならば、間違いなく“買い”だと声高に叫びたくなるはずだ!
■「AudioStation Express Portable Speakers for iPod」の詳細情報はこちら!
https://www.barks.jp/redirect/2006/logicool/1218_dl.html
そんな気分だった人に朗報な新製品が発売された。それがロジクールの「AudioStation Express Portable Speakers for iPod(AS-50EX)」だ。
この手のスピーカーの購入を考える時に気になるのが、サイズとデザインと、そして音。そこでひとつひとつ検証していきたい。
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まずは“サイズ”。製品画像を見る限りでは大きく見えてしまうボディーは、横幅300×奥行き120×高さ85mm。わかりやすくiPodで表すと、底面積はiPodを横に5台並べたのとほぼ同じサイズ。高さはiPodを立てた状態より少し小さい。実際には本体が台形をしており、上面のほうが底面よりも小さいので、見た目にはさらに小型に感じるはずだ。
次に“デザイン”。見てわかるように実にシンプルだ。ということは、裏を返せば部屋の中のインテリアとして溶け込みやすいと言えるだろう。考えてもみてほしい。奇抜なものや、やけにデザインが凝っているものは、使い始めの頃は新鮮でよい。が、しかし、これが数ヶ月経った頃には逆に目立ちすぎて部屋の中で違和感を覚えるはず。さらに、“リビングにはマッチするけど、寝室や和室には置けない・・・”といった、スピーカーによって設置できる部屋が限られてしまうかもしれない。ましてやiPod用スピーカーを置きたいがために部屋を増改築しなければならないといった事態にまで発展しかねないのだ。結論付けると、このAS-50EXは、いかなる状況下にもマッチする柔軟なプロダクトデザインを備えているということになる。
さて、要の“音”についてはどうだろうか。これは実際にプロの目線から確認してもらった。今回意見をくれたのは、伝説のバンド、スペクトラムのパーカッショニストであり、あのKUWATA BANDではリーダーを務め、さらに福山雅治、筋肉少女帯、五木ひろし等の音楽プロデューサーとしても活躍。加えて最近では、篠原涼子にコーヒーを差し入れする上司役や、ギネスにも認定された“1週間で最も長時間、テレビの生番組に出演する司会者”こと、みのもんたと打ち合わせをするTVプロデューサー役など、数々のTVCMでその名バイ・プレイヤーぶりも発揮しているバークスのエグゼクティブ・プロデューサー、今野多久郎だ。彼には音を中心に、実際に使用してもらった感想を率直に述べてもらった。
音を聴いてのインプレッションとしては、“中域に若干のクセがあるものの、価格から考えるとかなりよい”とのこと。確かにこのサイズながら、側面にはバスレフのポートが空いており、迫力ある低域を出せる。バークスの読者が普段聴いているようなロック系、J-POP系のサウンドとは特に相性がよいだろう。また、今野曰く“操作性が整理されているのはポイント”とのこと。本体中央のダイヤルは、押し込むと電源が入る仕組み。さらに電源ONの状態でこのダイヤルを回すとボリューム調整が行なえる。早送りや停止、電源のON/OFFなどは付属のリモコンでも操作可能だ。余計な機能などを省いているので、確かに操作に困るといったことはない。これならば誰でも簡単に使えるだろう。
さらに、今野は、音のプロとして鋭い指摘を最後にくれた。本製品には携帯用カバーが付属されており、このカバーをつけた状態でもiPodを挿して操作が可能なのだが、“カバーは外して使え”とのこと。確かに言われて気が付いたのだが、カバーをつけたままと外した状態では音が違うのだ。外した状態で利用したほうが、音が締まって、タイトな音像が得られる。これは見落としがちなポイントなので、購入したら忘れずにカバーを外して利用したい。
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なお、本製品の価格・・・が気になるあなたは、こちらのページで確認してほしい。この価格で、上に挙げただけの利点を備えた製品を手に入れられるのならば、間違いなく“買い”だと声高に叫びたくなるはずだ!
■「AudioStation Express Portable Speakers for iPod」の詳細情報はこちら!
https://www.barks.jp/redirect/2006/logicool/1218_dl.html
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