いじめに悩む中高生へ モーニング娘。新曲「歩いてる」を聴いて生きよ!

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“ミラクル新人”久住小春(https://www.barks.jp/news/?id=1000027815)の加入など、着実に進化を続けるモーニング娘。。オリコンのデイリーチャートでも1位を獲得した新曲「歩いてる」は、今の日本の悲しい状況へ向けたメッセージソングのようにも聴こえる──。

高橋 愛と久住小春という、モーニング娘。の時期エース確実視されているふたりが<歩いてる その先の空へ まだ見ぬ未来へ>と歌いだすこの楽曲。メンバー8人が、未来への希望を抱いて歩いていこうと歌い上げるミディアムナンバーだ。

<歩いてる 一人じゃないから みんながいるから>と、平和を願う歌詞には、各メンバーあってのモーニング娘。という姿が浮かぶ。振り返れば、モーニング娘。も数多くの困難に見舞われながらも、今もなお国民的アイドルの座を死守しているグループだ。そんな彼らも、一人ではなく、みんながいるからこそ今まで歩いて来られたのだろう。同曲のサビでメンバーが焚き火の前に集まって歌いあうPVの映像を見ていると、この曲が今のモーニング娘。の決意を表しているのが手に取るかのように伝わってくる。

しかしこれと同時に、この「歩いてる」は、小中高校生の相次ぐ自殺問題に向けた、彼らなりのメッセージなのではないか、とも想像してしまう。

生きていると、確かに辛いことも理不尽なことも、苦しいこともある。だから、今の状況が苦しすぎるからそこで歩みを止めてしまう。学校で、周りの人たちから陰湿で陰険ないじめにあっていて、死んだほうが楽になるから、と、自殺という道を選択をする若者たち。

<歩いてる 一人じゃないから みんながいるから>
モーニング娘。の新曲を聴いていると、“こんなつらい状況だけど、もしかしたら、明日、明後日、未来に出会う仲間がいる。まだ見えていないかもしれないけど、自分のことをわかってくれる仲間と、素敵な未来が待っているはずだから”。同じ世代の若者が次々に自ら命を絶ってしまう今を憂いたモーニング娘。が、彼女たちなりのやり方で伝えたいメッセージ。それがこの「歩いてる」なのではないか。そう思わずにはいられなくなってしまう。

音楽好きの集まるBARKSコミュニティーページ「ユーザーズ」にも、数多くの悩める中高生が参加している。そんな君にこそ、ぜひ聴いてもらいたい楽曲、それがモーニング娘。の「歩いてる」だ。

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