シザー・シスターズ、新作の収録曲を語る

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シザー・シスターズが、今週月曜日(9月18日)にUKでリリースされた2ndアルバム『Ta-Dah』の収録トラックについて解説した。『Ta-Dah』は初日に8万3,000枚を売り上げ、週末のチャートで1位を獲得するのは間違いないようだ。

「I Don't Feel Like Dancin'」
俺たちが唯一書くことのできた素直なダンス・ソング。あのときは、2nd制作の難しさを実感してた。この曲が俺たち最大のヒットとなったのは、うれしい驚きだ。

「She's My Man」
ハリケーン・カトリーナがニュースを賑わせてるときに書かれた。俺たち流ポジティブに(被害に遭った)街を称えたつもりだ。ニューオリンズ神話の賞賛だ。

「I Can't Decide」
アルバムを制作し始めたときに書いたもの。俺たちなりの英国の劇場解釈。もしくは想像上に作ったシザーズ・ミュージカルの一片。

「Lights」
ジェイクの伯母さんが最後に彼に残した言葉をもとにした。ジェイクがずっと書きたいと思ってたスローなグルーヴ・ロック。

「Land Of A Thousand Words」
映画のオープニングのオマージュ。何もないところからハイライトを迎える3分半のポップ・ソング。

「Intermission」
もう1つのエルトンとのセッション。ラスベガスで書かれた。童謡。

「Kiss You Off」
アナがくれた怒りのラヴ・ソング。彼女がバンドやライヴ・ショウにどんなエネルギーを持ち込んでくれてるかわかる。

「Ooh」
ノリノリの“俺たちを嫌いにならないで”ポップ・ソング。ビデオ・ゲームからインスパイアされた。

「Paul McCartney」
“ひらめき”の曲。そして恥知らずなダンス・トラック。もし、シングル・カットすることになったら、B面はタミー・ウィネットの“D.I.V.O.R.C.E”のカヴァーにする。

「The Other Side」
多分、アルバムの中で1番暗くて哲学的なトラック。愛と死について書いた。ロック・ソングとして作り始めたのが、エレクトロニック・ダンス・ソングに発展。最終的には、その中間に仕上がった。

「Might Tell You Tonight」
収録しなかったかもしれないトラック。多分、シザー・シスターズのトラックの中で最も個人的なものだから。多分、最後までジェイクが収録したくないって主張してたから。

「Everybody Wants The Same Thing」
Live 8の間際に書かれた曲で、そこでプレイするのは完璧だと思った。

『Ta-Dah』(邦題:ときめきダンシン)は、10月18日に日本でリリースされる。

Ako Suzuki, London
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