Janne Da Arc Live 2006 DEAD or ALIVE、ソールド・アウトのさいたまスーパーアリーナ熱狂レポ!!

開演30分前、最寄り駅のさいたま新都心駅には、急激な天候の悪化とともに立ち往生を余儀なくされる人々で溢れていた。それまでが五月晴れにふさわしい穏やかな陽気だったものだから、空の豹変ぶりにたじろぐ人が続出。雷鳴や閃光に、“おぉ~っ!”というどよめきが起こるほどのかなりハードなシチュエーション。しかし、そこには“ジャンヌのライヴに行くのだ!”という、前向きな集団心理が働いていた。想定外の暴風雨の中、誰からともなくスーパーアリーナへとダッシュ。もちろんみんな、全身ずぶ濡れで会場に到着する結果となったが、開演時間をズラすなど、会場側の対応も迅速だったため、大きな問題はなし。余談だが、この日運よく傘を持っていた人たちは強風のため“3秒で壊れた”という。予想外の雨には“参ったな”って思いもありつつ、みんなの表情に憂いはなし。ある意味ライヴのプレ・イベントとして、スリリングなひと時を味わったということだろうか。

オープニングを飾ったのは、「-救世主メシア-」。shujiのドラムソロから始まる新しいアレンジでおくるこの曲は、よりパワーを増し、スーパーアリーナという巨大な会場に鳴り響く。

“いやいや、今日はJanne Da Arc結成10周年ライヴということで”と、やや控えめに語り出したのはyasu。“多分ね、10年前のジャンヌダルクなんて、知ってる人いくらもいなかったはずです”という彼の言葉に“そんなことないよー!”とオーディエンスが答えると、“ウソつきがいっぱいいるなぁ!?(笑)”と、照れ隠し。“昨日、5月19日でメジャー7年が終わり、今日からメジャー8年生となりました。いろんな曲を用意してますよー”というyasuの言葉通り、その後はバンドの10年を行き交う新旧の名曲たちを立て続けに披露。

アンコールのラストで、“まさか10周年にこんな大きな会場でライヴができるなんて思ってませんでした”と告げた後、“僕たちにとって、ライヴはかけがえのない場所であり、それにはみんなが必要。これからも応援してください!”と語るyasuの言葉に、多くの人がうなずいていたのが印象的だった。
取材・文●菊蔵
yasu
ラストまで途切れることのないパワフル・ヴォイスで魅了してくれたyasu。ラストの「Stare」では、“これで10年やってきました。オレの男気を買ってください!”と、ライヴでおなじみの片手で“かける2”のポーズを要求。“30超えても<かける2>と言い続けます”と告げたのち、インディーズでのラスト・ライヴさながらに、“それでは、行ってきまーす!”と元気よく挨拶する姿が印象的だった
kiyo
本番前の楽屋で、豚汁を何杯もおかわりしたせいで、「月光花」のパフォーマンス中に体調に異変をきたしたというkiyo。ケータリングの美しいお姉様方に気を取られ、トイレに行くにもひと苦労した……などなど、楽屋エピソードを中心に淡々と語っていた
you
つい先日、同じ会場でフィギュアスケートの大会があったことにちなんで、yasuからイナバウアーを要求されたyouは、急きょyasuからのリクエストでyouは、急きょイナバウアーを披露。“そんなに曲がらないのは分かっていました”とは本人談。いえいえ、かなり美しいシェイプを描いていたと思います
shuji
ka-yuに対抗して福山雅治の歌で自慢のノドを披露するも、“shujiくん、ドラム以外はまったくダメなんですね……”と、yasuにダメ出しされる始末。しかし、気合のひと声は多くのオーディエンスに響いていました
ka-yu
オーディエンスの“歌って!!”という要望に応えて、自らリスペクトする尾崎豊の名曲の一節を熱唱。このサプライズなMCが、続くほかのメンバーたちに心地よいプレッシャーを与えたことは言うまでもない
<Janne Da Arc Live 2006 DEAD or ALIVE>
2006.05.20 さいたまスーパーアリーナ
01. - 救世主 メシア-
02. Judgement~死神のKISS~
03. WILD FANG
MC
04. Junky Walker
05. Confusion
06. 闇の月をあなたに…
07. Desperate
08. in silence
MC
09. 振り向けば…
10. 月光花
11. So Blew
MC
12. メビウス(5/10発売両A面ニューシングル)
13. MISTAKE
14. seal
MC
15. Destination
16. speed
17. -R-TYPE 「瞳の色」
18. Heavy Damage
【Encore】
E1. DOLLS
E2. HEAVEN(5/10発売両A面ニューシングル)
【2nd Encore】
E1. シルビア
E2. Stare
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