ボノ、「U2を追放されるかと思った」

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ここ数年、その政治的/社会的活動が注目され、先月は『Time』誌の表紙をビル・ゲイツ夫妻と共に飾ったU2のボノだが、先日、“BBC Radio 4”の番組に出演し、バンドを追い出されるのではないかと懸念した時期があったことを認めた。

「(自分が世界の貧困に関するキャンペーン活動にあまりにも献身しているために)バンドを追い出されるんじゃないかと思った時期もあったよ」とボノは発言している。

他のメンバーは彼のそういった活動に関して、「精神的にも経済的にも非常に協力的ではあるけれど、彼らはロックン・ロール・バンドをやっているわけで、ロックン・ロール・バンドで最も大切なのは、退屈にならないことなんだ。だから、俺があまり行き過ぎたことをしないように注意していないといけないんだ。人々からあからさまに非難を受けたときには、俺がバンドの負担になってるんじゃないかと感じたよ」と話しているが、バンドのファンが自分の活動や発言にうんざりしているとは思っていない、とも話している。

「みんな、よく分かっているんだ。君が何をしているのか分かっているんだよ。どれほど妥協しているかとか、ちゃんと理解してくれている。オーディエンスは俺を通して自分の意見をもっと主張できると感じているし、バンド・メンバーもそのことを分かってくれているんだ」。

Mariko Shimbori, London
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