リンゴ・スター、仲間達とのライヴ作品をリリース

ポスト
ビートルズの解散以来、ポップ路線の作品をリリースし続け、大御所となった今でも精力的に活動しているドラマーであり歌手でもあるリンゴ・スターのライヴ音源『ツアー2003』が12/29にリリースされた。リンゴ・スター名義の日本盤としては、'03年3月のオリジナル・アルバム『リンゴ・ラマ』以来1年半ぶり。

リンゴは、'89年から“アンド・ヒズ・オール・スター・バンド”を率いて、全米を中心に定期的にコンサート・ツアーを行っており、このライヴ・アルバムは第8期のメンバーによるもの。ちなみに第7期までに参加したメンバーを紹介すると、ジョー・ウォルシュ、トッド・ラングレン、ジャック・ブルース、ザック・スターキー、イアン・ハンターなど、錚々たるメンバーが名を連ねている。リンゴ自身やビートルズのヒット曲ばかりではなく参加メンバーの作品をも披露することが特徴で、米国では大人気のコンサートになっている。

今回リリースのこのライヴ・アルバムは'04年7月24、25日、カナダのトロントにある“カジノ・ラマ”で行われたライヴを収録したもの。メンバーにはジョン・ウェイツ、コリン・ヘイ、シーラEなどが参加している。リンゴの人柄からなのか、仲間達との友情からなのか、ステージも観客も、リラックスして音楽を楽しんでいる雰囲気が伝わってくる。こういう楽しいショーはいつまでも終わってほしくない。ビートルズの残されたメンバーとして、リンゴさんには頑張ってほしいです。
この記事をポスト

この記事の関連情報