ヤマハがスポーツ祭東京2013で「INFOSOUND」によるスタンプラリー開催

ポスト
ヤマハとコロプラは業務提携し、ヤマハが開発した音波による新しい情報伝送手段「INFOSOUND(インフォサウンド)」を利用したスタンプラリーサービスを共同で提供していくことに合意したことを発表した。

「INFOSOUND」は、ヤマハが開発したデジタル情報を音響信号に変調して伝送する技術で、人間にはほとんど聞こえないようにデータの伝送を行うことを可能とする。スピーカーから出た短い情報符号(INFOSOUND信号)を携帯端末のマイクで受信し、サーバーとの連携でURL情報に変換する仕組みを用いることで、ユーザーはスピーカーに近づくだけでチェックインをしたり、クーポンを受け取ったりするなどのサービスを受けることができる。

この技術を利用してヤマハとコロプラにより開発されるのが、スマートフォン向けアプリケーション「コロプラ スタンプめぐり」だ。

「コロプラ スタンプめぐり」は指定されたスポットを訪れ、各スポットで音波をスマートフォンに認識させることでスタンプを収集していくアプリケーション。コロプラより、Google PlayおよびApp Storeにて8月下旬~9月上旬(予定)に無償で提供される予定だ。動作環境は、Androidバージョン 2.2以降、iPhone、iPod touchおよびiPad互換、iPhone5用に最適化済み。iOS 4.3以降対応。

●スポーツ祭東京2013で「コロプラ スタンプめぐり」を利用したスタンプラリーが開催

東京都で開催される「スポーツ祭東京2013」では、「コロプラ スタンプめぐり」を利用したスタンプラリーが9月11日から提供される。一定条件を達成したユーザーには、抽選にて豪華景品がプレゼントされるほか、コロプラの位置ゲーム「コロニーな生活」で使用できるアイテムがプレゼントされる。このアイテムは「スポーツ祭東京2013」の公式キャラクター「ゆりーと」をモチーフとした限定アイテムとなる予定だ。

コロプラは、位置情報ゲーム「コロニーな生活」で店舗と連携するなどリアル連携事業を手掛け、インターネットからリアルへと人々を送る「O2O(Online to Offline)」、「ゲーミフィケーション」のパイオニアとして、ゲームを通じておでかけに楽しさを与えるサービス作りに取り組んでいる。ヤマハとコロプラは、商業施設や観光地など、さまざまな場所への送客を可能にするスマートフォン向けの新しいスタンプラリーサービスを共同で提供していくために業務提携を行った。その第一弾が「コロプラ スタンプめぐり」というわけだ。

ヤマハとコロプラは、スマートフォンの急速な普及によるさまざまな形のオンライン・オフライン連携サービスに対するニーズに応えるために、お互いの持つ技術やプラットフォームを最大限に活用し、より良いオンライン・オフライン連携サービスの実現を目指すとしている。

業務提携の内容としては

・「INFOSOUND」を活用したスマートフォン向けアプリ「コロプラ スタンプめぐり」の共同開発
・企業や自治体への「コロプラ スタンプめぐり」を活用したスタンプラリーソリューションの営業活動における提携
が挙げられている。

なお、ヤマハはコロプラの協力のもと、企業や自治体などを対象に「コロプラ スタンプめぐり」を活用したスタンプラリーソリューションの提供サービスを開始する予定だ。

◆ヤマハ
◆スポーツ祭東京2013 公式ウェブサイト
◆コロプラニュースリリース
◆BARKS 楽器チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報