ステージ・ビンテージ・ピアノ「SV-1」に新音色追加、スプリットサウンドも収録した「Sound Pack#2」無償ダウンロード開始
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「SV-1」は2009年9月に発売されたステージ・ビンテージ・ピアノ。ステージで注目を集めるレトロ&フューチャリスティックなボディに、E・ピアノ、E・クラビコードに加え、最高峰のグランド・ピアノやコンボ・オルガン、さらに初期シンセ・サウンドまで、伝説的な名曲に使われ、現在でも多くの人々に愛される定番のビンテージ・キーボード・サウンドを備える。この「SV-1」に、ユーザーからの声に応えて新たな音色パックが登場することとなった。音色パックの追加はこれが第2弾となる。
今回、登場したのは初のスプリットサウンドを含む44の新規音色を揃えた「SV-1 Sound Pack#2」。E.Piano1&2、Clav、Piano、Organ、Otherの各音色カテゴリーごとに6つずつ、さらにフェイバリット・ボタン用の音色として8つ、計44もの新規音色をパッケージしている。ちなみに、フェイバリット・ボタンはお気に入りのサウンド・セッティングを保存し、簡単に呼び出し可能とする機能。PC上で音色ファイルの管理や音色の詳細エディットが可能なソフトウェア「SV-1 Editor」上で、音色のアサイン先を自由に設定可能だ。
気になる新音色の内容だが、ダークなサウンド・カラーをもつビンテージのエレクトリック・ピアノ音色、サステインの長いアコースティック・ピアノ、そしてオルガン音色もバラエティ豊かに揃えられている。また、8つのフェイバリット音色のうち7つは「SV-1」初のスプリット・サウンド。左手でベース・サウンドを演奏することも可能だ(ただし、ユーザーがスプリット音色を新規に組み合わせたり、スプリット・ポイントを変更することはできない)。
コルグ・ホームページより無償でダウンロードできるこの「Sound Pack#2」を「SV-1 Editor」に取り込み、本体に転送することで、非常に使い勝手の良いクラシカルなサウンドを、新規音色として使用することが可能になる。またコルグ・ホームページでは、Jordan Rudess やEldar、Frank McComb をはじめとした著名キーボーディストによる、「Sound Pack#2」の各音色を用いたデモ・ソングも聴けるようになっている。
なお、「Sound Pack #2」を使用する場合は、本体システムVersion 1.2 以降、SV-1Editor Version 1.1 以降になっていることが必要。これらアップデータのダウンロードもコルグ・ホームページで。
◆SV-1 88key
価格:231,000円
◆SV-1 73key
価格:210,000円
◆SV-1 Sound Pack #2
公開日:2010年9月30日
◆SV-1 製品詳細ページ
◆コルグ
◆BARKS 楽器チャンネル
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