DENONから高音質設計と革新的PCコネクティビティを実現した2チャンネルDJミキサー「DN-X600」

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ディーアンドエムホールディングスは、プロフェッショナル・デジタル・DJミキサー「DN-X600」を発売する。

「DN-X600」は、フラッグシップ・モデル「DN-X1700」のコンセプトとテクノロジーを継承した2チャンネル・デジタルDJミキサー。32ビットDAコンバーターを搭載した高音質設計、高い操作性、そしてPCDJスタイルに対応した革新的なPCコネクティビティを実現している。

高音質設計の追求として、32bitフローティングDSP処理に加え、マスター出力には32ビットDAコンバーターを搭載。さらに、「大容量コンデンサ」および「大口径の巻き線トランス」を採用した電源回路、外来ノイズに強いグラウンド設計、高いS/N比を実現するフォノイコライザーの採用など、細部にわたり高音質設計が追求されている。

高性能ビート・エフェクターの搭載も大きな特徴だ。BPMと同期したエフェクトがかけられる機能で、ディレイ、エコー、フランジャー、フィルター、リバーブ、ループ、ビートブレーカー、ビートスクラッチの計8種類のエフェクトを内蔵する。さらに、アイソレーター・フィルターや、エフェクトをかける周波数帯の調整を行えるEFX FREQノブも搭載する。

入出力端子も豊富で、2チャンネルDJミキサーでありながら「センドリターン端子」を搭載するなど充実した装備を誇る。入力はCD2系統、PHONO2系統、マイク1系統、AUX1が1系統、AUX2は1系統/エフェクト1系統(兼用)。出力は、マスター2系統、ブース1系統/エフェクト1系統(兼用)。さらにUSBオーディオ4系統を備える。

高精度・長寿命のFLEX FADERの採用やカットポイント調整機能搭載にも注目だ。クロスフェーダーは、前面パネルにドライバーを差し込むことで、重さを調整可能。さらに、クロスフェーダー・カーブ調整ノブにより、フェーダーカーブだけではなく、カットポイント(音の切れるポイントの位置)も微調整できるようになっている。

USBオーディオは、PCとUSBケーブル1本で接続することでステレオ4系統の入出力が可能。DN-X600から出力した音声にPCのエフェクターソフトでエフェクト処理を掛け、再び入力する、USBエフェクト・センドリターン機能も搭載している。低レイテンシーの専用ASIO Driverを付属。タイムコードの入ったレコード/CDをプレーヤーで再生しDN-X600に入力すると、タイムコード信号をUSB接続したPCへ一旦送信し、PC上でタイムコードに従って操作された音楽信号がDN-X600に戻って入力されるDVS(Digital Vinyl System)にも対応。さらに、ほぼすべての操作子をMIDI 出力できる、MIDIコントロール機能も搭載している。

このほか、6系統の入力を各チャンネルに自在にアサイン可能なマトリクス・ソースセレクター、各インプットチャンネルにアイソレーターEQ搭載、EIN:126dBのローノイズ・ディスクリート・トランジスタ構成マイクアンプを搭載、マイク入力時に背景音を減衰するダッキング機能、チャンネルフェーダー/クロスフェーダースタート機能、自動スタンバイ機能(エコモード)などを備える。

◆プロフェッショナル・デジタル・DJミキサー DN-X600
価格:オープン
発売日:2010年9月下旬

◆DN-X600 製品詳細ページ
◆DENON DJウェブサイト
◆BARKS 楽器チャンネル
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