スタジオモニターの音質と機能性を一般にも!ソニーから原音に忠実なモニターヘッドホン
ソニーは、スタジオモニターヘッドホンの音質と機能性に関するノウハウをつめこんだヘッドホンを発売する。最高峰スタジオモニターヘッドホン「MDR-Z1000」、アウトドア用ヘッドバンドタイプのZXシリーズ4機種がラインナップされる。
今回発売されるのは、ソニーが長年培ってきた技術やノウハウと、新規開発した技術をあますことなくつぎ込んだモニターヘッドホン。コンテンツクリエイター向けのリファレンススタジオモニターヘッドホン「MDR-Z1000」(61,950円)を頂点に、原音に忠実なモニターサウンドをより多くのユーザーに届けるため、購入しやすい価格も揃えた豊富なラインナップとなっている。アウトドア用モニターサウンドのヘッドバンドタイプは「MDR-ZX700」「MDR-ZX500」「MDR-ZX300」「MDR-ZX100」が用意される。
新機種で実現される「モニターサウンド」については、一般的なヘッドホンがコンサートホールの客席で聴いているような音場をイメージしているのに対し、Zシリーズではステージ上、ZXシリーズでは客席の最前列で聴いているかのような音場をイメージ、より原音に忠実な再生音が得られることが強調されている。
●スタジオモニター用 MDR-Z1000
「MDR-Z1000」は、プロフェッショナルの制作現場での使用を想定して機能・性能を追及したヘッドホン。こうした用途で特に重要な原音に忠実なサウンドと遮音性を徹底的に追求し、それらを高度なバランスで実現させた「リファレンススタジオモニターヘッドホン」としている。耳元で楽器が鳴っているような音場感を実現。ベースの輪郭がハッキリしておりリズムの遅れがないこと、プロフェッショナルユースに耐える入力感度、音質を特徴としている。スタジオユース、DTMユーザー、楽器用、ハイアマチュアがターゲットユーザーとして挙げられている。
原音に忠実なサウンドを実現するために、人間の可聴範囲を大きく上回る5Hz~80kHzの広帯域再生を可能とする「HD(High Definition)ドライバーユニットを採用。振動板には液晶ポリマーフィルム、振動板を駆動するマグネットは360KJ/立方メートル高磁力ネオジウムマグネットを採用する。振動板には伸度の高い液晶ポリマーワニスを用いたキャスティングフィルムを開発することで、高剛性と広帯域にわたる高い内部損失を両立しながらも必要な薄さと成形に耐えうる強度を実現している。また、信号ロスを最小限に抑えるため、7Nグレード(99.99999%)の高純度を誇るOFC(Oxygen Free Copper:無酸素銅)を採用する。
密閉度のさらなる向上のために採用されたのが新開発のノイズアイソレーションイヤーパッド。パッド内のクッション材に低反撥ウレタンを採用し、耳まわりの人体形状への追従性を向上。さらに形状を縦長にすることで隙間ができやすい上下を効果的にカバーするとともに、耳の左右の幅を絞って髪の毛などの挟み込みを低減、高い遮音性を実現している。また、音もれ軽減のためにドライバー側とそれを覆うハウジングとの隙間にガスケットを挿入、外部からの遮音性も高めている。また、音響的に必要なハウジングの開口部もできる限り小さくするなど、音質と遮音性のバランスを徹底的に追求している。
このほか、軽量マグネシウム合金ハウジングの採用で不要な振動を抑え低音のスムーズなレスポンスとクリアな中高音を再現、OFCボイスコイルによるボイスコイルの軽量化で高音質な再生が可能となると同時に耐久性も向上、業界最大となる最大入力4000mWを実現しているのもポイントだ。着脱式コードは、3mと1.2mを付属。用途に合わせて選択が可能となっている。
◆MDR-Z1000
価格:61,950円
発売日:2010年11月10日
●ZXシリーズ MDR-ZX700/MDR-ZX500/MDR-ZX300/MDR-ZX100/
ZXシリーズはモニターヘッドホンゆずりの原音再生を実現した機種で、目の前で演奏しているかのような迫力を感じられる音場感が特徴。耳にダイレクトにサウンドが伝わり、エネルギッシュでパワー感あふれるサウンドが得られる。
上位モデルの「MDR-ZX700(写真:下)」は、大口径50mm新開発ドライバーユニットにより、原音を忠実に再生、全帯域でスムーズなレスポンスを実現する。音の解像度を高め、クリアな中高音と豊かな低音を再生するネオジウムマグネットはZ1000と同様360KJ/立方メートル。大入力にも余裕で対応する高耐入力2000mW、低反撥ウレタンによる快適な装着感と、形状を最適化することにより高い遮音性を実現したノイズアイソレーションイヤーパッドを採用。コードは便利な片出しタイプとなっている。
「MDR-ZX500」は、直径40mmドライバーユニット、音の解像度を高める300KJ/立方メートル高磁力ネオジウムマグネットを採用。イヤーパッドは低反撥ウレタンで、1500mWの高耐入力を実現している。カラーにはブラックとホワイトをラインナップする。
「MDR-ZX300」と「MDR-ZX100」は30mmドライバーユニット採用。ハウジング部分がフラットに収納できる携帯に便利なスイーベル折りたたみ機構となっている。「MDR-ZX300」は高磁力ネオジウムマグネットを採用したドライバーユニットとハウジング外部には高級感を演出するデザインが特徴だ。カラーは「MDR-ZX300」がブラック/ホワイト/ブルー/レッド/ゴールド、「MDR-ZX100」がブラック/ホワイト/ブルー/レッド/ピンク/グレーをラインナップ。
◆MDR-ZX700
価格:12,390円
発売日:2010年10月10日
◆MDR-ZX500
価格:6,195円
発売日:2010年10月10日
◆MDR-ZX300
価格:3,675円
発売日:2010年10月10日
◆MDR-ZX100
価格:2,468円
発売日:2010年10月10日
◆ソニー◆BARKS 楽器チャンネル
今回発売されるのは、ソニーが長年培ってきた技術やノウハウと、新規開発した技術をあますことなくつぎ込んだモニターヘッドホン。コンテンツクリエイター向けのリファレンススタジオモニターヘッドホン「MDR-Z1000」(61,950円)を頂点に、原音に忠実なモニターサウンドをより多くのユーザーに届けるため、購入しやすい価格も揃えた豊富なラインナップとなっている。アウトドア用モニターサウンドのヘッドバンドタイプは「MDR-ZX700」「MDR-ZX500」「MDR-ZX300」「MDR-ZX100」が用意される。
新機種で実現される「モニターサウンド」については、一般的なヘッドホンがコンサートホールの客席で聴いているような音場をイメージしているのに対し、Zシリーズではステージ上、ZXシリーズでは客席の最前列で聴いているかのような音場をイメージ、より原音に忠実な再生音が得られることが強調されている。
●スタジオモニター用 MDR-Z1000
「MDR-Z1000」は、プロフェッショナルの制作現場での使用を想定して機能・性能を追及したヘッドホン。こうした用途で特に重要な原音に忠実なサウンドと遮音性を徹底的に追求し、それらを高度なバランスで実現させた「リファレンススタジオモニターヘッドホン」としている。耳元で楽器が鳴っているような音場感を実現。ベースの輪郭がハッキリしておりリズムの遅れがないこと、プロフェッショナルユースに耐える入力感度、音質を特徴としている。スタジオユース、DTMユーザー、楽器用、ハイアマチュアがターゲットユーザーとして挙げられている。
原音に忠実なサウンドを実現するために、人間の可聴範囲を大きく上回る5Hz~80kHzの広帯域再生を可能とする「HD(High Definition)ドライバーユニットを採用。振動板には液晶ポリマーフィルム、振動板を駆動するマグネットは360KJ/立方メートル高磁力ネオジウムマグネットを採用する。振動板には伸度の高い液晶ポリマーワニスを用いたキャスティングフィルムを開発することで、高剛性と広帯域にわたる高い内部損失を両立しながらも必要な薄さと成形に耐えうる強度を実現している。また、信号ロスを最小限に抑えるため、7Nグレード(99.99999%)の高純度を誇るOFC(Oxygen Free Copper:無酸素銅)を採用する。
密閉度のさらなる向上のために採用されたのが新開発のノイズアイソレーションイヤーパッド。パッド内のクッション材に低反撥ウレタンを採用し、耳まわりの人体形状への追従性を向上。さらに形状を縦長にすることで隙間ができやすい上下を効果的にカバーするとともに、耳の左右の幅を絞って髪の毛などの挟み込みを低減、高い遮音性を実現している。また、音もれ軽減のためにドライバー側とそれを覆うハウジングとの隙間にガスケットを挿入、外部からの遮音性も高めている。また、音響的に必要なハウジングの開口部もできる限り小さくするなど、音質と遮音性のバランスを徹底的に追求している。
このほか、軽量マグネシウム合金ハウジングの採用で不要な振動を抑え低音のスムーズなレスポンスとクリアな中高音を再現、OFCボイスコイルによるボイスコイルの軽量化で高音質な再生が可能となると同時に耐久性も向上、業界最大となる最大入力4000mWを実現しているのもポイントだ。着脱式コードは、3mと1.2mを付属。用途に合わせて選択が可能となっている。
◆MDR-Z1000
価格:61,950円
発売日:2010年11月10日
●ZXシリーズ MDR-ZX700/MDR-ZX500/MDR-ZX300/MDR-ZX100/
ZXシリーズはモニターヘッドホンゆずりの原音再生を実現した機種で、目の前で演奏しているかのような迫力を感じられる音場感が特徴。耳にダイレクトにサウンドが伝わり、エネルギッシュでパワー感あふれるサウンドが得られる。
上位モデルの「MDR-ZX700(写真:下)」は、大口径50mm新開発ドライバーユニットにより、原音を忠実に再生、全帯域でスムーズなレスポンスを実現する。音の解像度を高め、クリアな中高音と豊かな低音を再生するネオジウムマグネットはZ1000と同様360KJ/立方メートル。大入力にも余裕で対応する高耐入力2000mW、低反撥ウレタンによる快適な装着感と、形状を最適化することにより高い遮音性を実現したノイズアイソレーションイヤーパッドを採用。コードは便利な片出しタイプとなっている。
「MDR-ZX500」は、直径40mmドライバーユニット、音の解像度を高める300KJ/立方メートル高磁力ネオジウムマグネットを採用。イヤーパッドは低反撥ウレタンで、1500mWの高耐入力を実現している。カラーにはブラックとホワイトをラインナップする。
「MDR-ZX300」と「MDR-ZX100」は30mmドライバーユニット採用。ハウジング部分がフラットに収納できる携帯に便利なスイーベル折りたたみ機構となっている。「MDR-ZX300」は高磁力ネオジウムマグネットを採用したドライバーユニットとハウジング外部には高級感を演出するデザインが特徴だ。カラーは「MDR-ZX300」がブラック/ホワイト/ブルー/レッド/ゴールド、「MDR-ZX100」がブラック/ホワイト/ブルー/レッド/ピンク/グレーをラインナップ。
◆MDR-ZX700
価格:12,390円
発売日:2010年10月10日
◆MDR-ZX500
価格:6,195円
発売日:2010年10月10日
◆MDR-ZX300
価格:3,675円
発売日:2010年10月10日
◆MDR-ZX100
価格:2,468円
発売日:2010年10月10日
◆ソニー◆BARKS 楽器チャンネル
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