雅コメント映像と 『Neo genesis Winter,2005』 撮影メイキング映像が観れます。 画像をクリックしてね♪ | 『Neo genesis Winter,2005』 | クオリティの高い撮り下ろし写真と、他誌とは一味違ったロングインタヴューが好評の「Neo genesis」。 今号は、今後ヴィジュアル系シーンの先頭に立っていく2アーティスト、雅-miyavi-とガゼットを大ボリュームで総力特集!
【掲載アーティスト】
・雅-miyavi-[表紙/巻頭特集30ページ] ・ガゼット[裏表紙/巻末特集30ページ] ・キリト[ソロ写真集『The Other Dawn』撮影時のエピソードが満載!] ・シド ・ナイトメア ・有村竜太朗(Plastic Tree)
サイズA4変/フルカラー 付録ポスター(2枚) 税込価格¥1500 発売日 2005年10月7日 発行 ソフトバンク・クリエイティブ http://www.sbcr.jp/ |
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| ■ 雅-miyavi- AtoZ
●ADULT
――自分は大人ですか? 子供ですか?
雅:そうやねえ。たとえて言うなら大人子供でいたいと思うね。逆ではいたくない。
――年だけとってるけど、中身は子供にはなりたくないっていう?
雅:そうやね。教養や知性を兼ね備えているんだけど、芯の部分はガキのままでいたいと思う。現実もわかっていて、理性もあるんだけど、それが童心の上に成り立っているような。見かけは大人なのに、しゃべると“ガキだなあ”って思うヤツはいっぱいいるし、“若いのにしっかりしてるなあ”っていうヤツもいる。どちらかというと後者でいたいな、とは思う。
――童心って、子供みたいに騒げる面も持っているということ?
雅:騒ぐっていうんじゃないな。自由だっていうことを認識できてること。現実には思い通りにいかないこともあるけど、そこを前提に動くと何もできないからね。“無理かも”と思った時点で、実行できないから。つねに不可能なんてないって思えるってこと。
●BOOK
――最近、読んで面白かった本は?
雅:タイムリーな質問やな。カンサンジュンさん(東京大学教授。雅とトークイベントに出演する)の書いた『在日』っていう本。カンサンジュンさん自身の自伝やけど、それまで読んでた本をほっぽり出して、最近はそればっかり読んでたな。対談するっていうきっかけがあって読んだんだけど、モラトリアムなところをふくめて、自分をさらけ出してるの。“在日”って呼ばれている人たちがどういう状況に置かれてるかも書いてある。
●CITY
――思い出の街は?
雅:西九条かな。俺の生まれた街。そこの商店街はよく覚えてるな。人気者だったから(笑)、行くたびにお菓子とか、お金とか、アイスとかもらってたな。
――手ぶらで行っても帰りにはいろんなもの抱えてるんだ?
雅:うん。出稼ぎ(笑)。
――最近、行きました?
雅:そこには1回も行ってないな。行ってみたいけどな。あの頃、俺、坊主やったから、今、行っても誰も気づかないと思うけど(笑)。
●DOCTOR
――医者にかかるほうですか?
雅:あんな、病院行かへんかったら病気は治らへんけど、病気にもならへんねん。だって病院に行かなかったら、誰も病名なんてつけへんやん。
――まあ、そうですけど。
雅:“病は気から”って言うけど、“病は言葉から”であって、みんな病名を聞かされて、初めて意識しちゃうわけやん? 俺、それで悪化する可能性もなきにしもあらずだと思うのね。俺も渋谷AXの前日の札幌で足、くじいたやん? 病院に行ったら、“なんたら靭帯なんたら損傷なんたら”ってたいそうな名前つけられて、全治3週間って言われたのよ。いつもなら、医者に行かないで、治しちゃうんだけど、そういうふうに言われると“そうか”って思うやん? もちろん、病気は病院行かないと治らないけど、俺はそういうふうに考えてるから、よっぽど具合が悪くないと行かないようにしてる。あまり、薬も飲まないしね。
「Neo genesis Winter,2005」AtoZより抜粋
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