「ハイビスカス」ポニーキャニオン PCCA-02351 \1,260(tax in) 2005年7月6日発売 01. ハイビスカス 02. バッカナル TIME 03. 光の中へ 04. ハイビスカス-Pan Island Dub Mix- 05. ハイビスカス-BACK TRACK-
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▲2人のキャラが出てるゾ! ▲「ハイビスカス」 |
| ――まずは春に行なった初の全国ツアーはいかがでしたか?
Yasu:追加もあったので、かなり長く沖縄を離れてましたね。3週間かな。一度沖縄帰ってきてまた2週間くらい。
Yu:うん、でも季節がら日中は汗かなかったんで、Tシャツ着まわしてましたね。でも、俺、ツアーでぶっ倒れたんですよ。風邪ひいちゃって。その日ライヴやったんですけど、そのあと、飯食わずにそのまま寝たら大丈夫でした(笑)。
Yasu:僕も北海道で喉の炎症起こしちゃった。日中との気温差についていけなくて。初めて県外の病院に行きましたよ。びっくりしました……。
| ▲Yu(左)とYasu | ――どうしちゃったんですか?
Yasu:その日もライヴだったんで、点滴しようって話になったから「痛いですか?」って訊いたんです。そしたら「痛いです」と。なんでも時間が少ないから点滴の速度を調整するポンプも使うって。それが結構痛いらしいんですよ。それにその前にツベルクリン反応の検査を注射でするっていうから。もうイヤだと(笑)。みんなは「やれ!」って言ったんですけど、もう点滴うたずに、薬いっぱい飲んで治しましたよ。
Yu:そっちのほうがね、うまく歌えたよね(笑)。力入らなかったから、気楽に歌えた。
――そしてシングル「ハイビスカス」が出たのですが、今までのシングルに比べてのんびり、ゆったりしてますね。この詞はYasuさんが書いてますが、こういう恋の芽生えの詞にしようと思ったキッカケは?
Yasu:今までのシングルって、伝えたいこと、メッセージを入れたものだったんで、今回はストーリーのある、情景が見える楽しいものにしたいなって思ったんです。それに自分自身、違うことしたかったなと。それでメロディが切ない感じだったんで、ラブソングだろうと。
――なるほど。「ハイビスカス」ってタイトルにしたのは?
Yasu:夏らしいタイトルにしたかったんですけど、“海”“空”以外がいいなと。で、沖縄ではそこらじゅうに咲いてる花なんだけど、普通の夏じゃない感じ……南国の夏って感じがしていいなと。
――花言葉が「新しい恋、勇敢」ですが、まさにそんな歌詞ですね。
Yasu:そうなんですよ! 僕も書いた後に知って、偶然で驚きました。
――曲はスティール・パンが入ったアレンジで、さらに南国らしいですよね。
Yasu:かわいい……ってのもおかしいけど、面白い音で、メロディはもちろん自分の書いた詞にも合ってるし、温かい曲になったなって。
Yu:最初はデジタル音を当ててたんだけど、人が叩くものは伝わるものがあるなって実感しましたね。
――そして、レゲエ調のラップも挿入されてますが、これは……。
Yu:僕です。初めてチャレンジしました。スタジオでぶっつけでやったんですよ。とにかく印象に残るよう、声色を変えたり、音域を変えたりしましたね。こういう新しい挑戦はどんどんしたいですね。
――カップリングの「バッカナルTIME」ですが、これはYuさんの詞ですね。
Yu:「ビーチ・パーティーしたいぞ! BBQしたいぞ!」という願いを込めて書いた曲なんです(笑)。去年デビューして、夏はプロモーションだったりイベント出演だったりでそういうこと全然できなかったんで。
――明るくて開けた感じで、Yuさんらしい詞ですよね。
Yu:僕自身も思いましたね。アホな感じで(笑)。ライヴで盛り上がると思うんで歌いたいですね。
――ところで今年はビーチ・パーティー、できそうですか?
Yu:もうしたんですよ! 6月に4回くらい(笑)。
――そして<a-nation>をはじめ、夏のイベント出演ですね。
Yu:夏のイベントは野外が多いからうれしい! 外で歌うのはストリートで慣れてるから。
Yasu:イベントでいろんなアーティストの方にも会えるんで楽しみですね。今年はスキマスイッチさんとお友達になりたいです!
取材・文●星野まり子 |
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