Janne Da Arc、初のセルフ・プロデュースに挑戦した5thアルバム『ARCADIA』を語る インタヴュー2

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ARCADIA


motorod
2004年7月7日発売
AVCD-32035 \3,059(tax in)


01. ACID BREATH
02. ROMANCE
03. Heavy Damage
04. DOLLS
05. trap
06. 心の行方
07. ATHENS
08. FREEDOM
09. WIZARD
10. process
11. BLACK JACK
12. カーネーション
13. Kiss Me

Janne Da Arc オフィシャルへ
──バンドについての曲としては、「process」(夢を追いかけるという内容)もかなり実感がこもった感じでしたね。
shuji:詩はバンドもそうなんですけど、ぶっちゃけると自分のことです。詩は僕が書いてて、僕の場合yasuと違って曲に合わせてとかはあんまり考えなくて、そのときに書こうと思ったことを書くんですけど。こういう熱い気持ちは今でもあるんですね。

──「心の行方」のテーマは引きこもりを連想させるような。
yasu:ファンの手紙を読んでてね、そういう子が結構多いんです。僕はちょっと経験がないんで分からないこともあるんですけど。でも、代弁するとこういう感じなのかなぁって。

──「カーネーション」は一方で、母親への感謝と愛情を歌ってますね。
yasu:youちゃんがこの曲を書いてきて、じゃあどんな歌詞を付けようかってときに、お母さんにしようか?って言ったら、“言うと思ったわ”って。

you:これ聴いてうちのおかんどう思うんやろう。反応が嫌や。めっちゃ電話の回数とか増えるんかな(笑)。

yasu:これはメンバー5人からのみんなのお母さんへの歌です。

you:たまには親孝行もしないと駄目かなぁと。


──アルバム全体としてのメッセージとかテーマみたいなものはあったんでしょうか?
yasu:いつもそうなんですけど“これ!”みたいなものはとくにないんですよね。まあ、結果オーライ。

──とくに聴いてほしいところはありますか?
yasu:僕としてはシングルとアルバムの違いですね。シングルだけで判断してほしくない。シングルはどうしても耳への入りやすさを優先するんで、アルバムじゃないと書けない曲もあるんですよ。

──最後にツアーへの意気込みを聞かせて下さい。
yasu:まだ何も決まってないんですけど、約1年振りのツアーなんで、歌詞間違えないようにがんばります(笑)

kiyo:まだ何も決まってないから言えるんですけど、(演出面で)ギタリストがどっかに飛んで行ったら面白いなぁとかは思いますね。

一同:(笑)

ka-yu:「カーネーション」を心を込めて演奏します。会場来てる人全員を感動の涙で溺れさそうかな。感動・超スペクタクルで。

一同:(笑)

you:去年はライヴ・ハウスだったけど、今年は武道館とか大きいホールばっかりなんで、派手にできたらいいなと思いますね。あ、俺がじゃなくて、特効がやで。どかんとね。
shuji:年齢に負けないライヴをしたいなぁと。正直ちょっと不安があるんですよ。今回は速いのとか複雑なのとかあるんで。ツアーのときは、ほかのメンバーが大変なときも結構余裕なことが多かったんですけど、今回は一杯一杯になってる僕が見られるかもしれないです。
取材・文●編集部
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